2023年3月モルフェ「くりぬきファスナーポケットをマスターしよう」

koro
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今回は、バッグの表生地にも内側にも使えるくりぬきポケットを練習してみよう。

他にも、ポーチにも使えるし、洋服のポケットにも使えますよ。

内側にお財布が入るサイズのポケット付きトートバッグで練習します。

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表側に作ってもOK!

ファスナーの大きさに合わせてポケット生地を作れば、手順は一緒♪

用意するもの

【材料】
■表布: 1枚 34×58cm(縫い代1cmで裁断 心配な人は1.5cm)
■裏布: 1枚 34×58cm(縫い代1cmで裁断 心配な人は1.5cm)
■ポケット用の布: 24×40cm 裁ち切り
 ※裁ち切り(断ち切り)とは、縫い代込みなので、そのままのサイズで裁断することです。
■ファスナー: 20cm 1本
 ※写真では20センチの金具ファスナーを使っていますが、他のファスナーでもOK。
■持ち手:布で作る人は10×32cmの生地を4つに折って縫う。または市販品や綿テープ等でもOK!好きな長さでいいです。おすすめは28cmくらい。

出来上がりサイズ:横幅24cm 高さ24cm 奥行10cm

【道具】
 ミシン
 アイロン
 ものさし(できたら50cm。なければ、30cmで)
 裁縫道具(ミシン糸、ハサミ、縫い針、待ち針、縫い糸他)

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一番のおススメ生地は、コットン(綿)生地。伸びない生地。

初心者さんは特に、ジャージ、合皮、ビニール、レース生地など、かわいいと思っても生地の扱いに慣れてからにしましょう~。

今回のバッグの使う表生地は、ちょっと厚手の11号帆布、キャンバス、オックス、ツイル生地あたりをおススメします。薄い生地は接着芯を貼ってね。しっかりするよ。

裏生地は表生地より少し薄手か、同じくらいの生地でOKです。

当日は時間に限りがあるので、生地をカットするところまで準備しておいてください。

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じゃあ、作っていきましょう

表生地と裏生地に下の図を書き込みましょう

ポケットを付ける側にはポケット位置も書き込みしてください。ポケットをつけない側は書かなくて大丈夫です。

ポケット生地に印をつけます

▼ポケット口を書きました。

ポケット布が薄かったので、芯が貼ってあります。口の部分だけでも貼っておくのもおススメ。

▼本体裏布とポケット生地を中表にして合わせます。

▼くるっと一周、ミシンで縫いましょう。

▼下の様に切込みを入れます。

▼切込みはぎりぎりまで。でも切りすぎないように気を付けて!
(↓写真はぎりぎりまでじゃなかったので追加でもう少し切りました)

▼ひっくり返してみて、生地がひきつるようなら、切り込みを調整してください。

これぐらいでいいかな~

▼ここで必ずアイロンをかけましょう。

▼裏側からファスナーを合わせます。慣れている人はこのままミシンかけてもOK! 
心配なら、しつけをしてからミシンで縫ってくださいね。

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ちょっとファスナーがギリギリになってしまいました・・・

金具を縫わないように気を付けましょう

▼ぐるりと一周、縫います。ファスナーの金具は開けたり閉めたりして、上手によけてくださいね。
ミシンのファスナー押さえを使うと便利です。

▼裏返したところです。

▼ポケットを半分にぱたんと折り曲げて待ち針で止めます。

待ち針を打った写真を撮り忘れました・・・

▼ポケットのわ以外を1cmでぐるりと縫います。

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表布を一緒に縫わないように気を付けて~。

▼はい、これでポケット完成です!

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さてポケットが付いたので、ここからはバッグを仕上げていきましょう。

くりぬきタイプは割と初心者さんでも簡単に作れるポケットですが、もっときれいに作りたいという方は、ネットやYoutubeなどでファスナーポケットなどで検索すると詳しく紹介している方がいらっしゃいますので、そちらをご覧くださいね。ちょっと難易度が上がりそうですけど~。

バッグを作ります

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ここからバッグの作り方は大きく2種類に分かれます。

表生地と裏生地を形にしてから合わせる方法と

表生地と裏生地の口を縫い合わせて、サイドを縫って、ひっくり返す方法(下記説明はこっち)

ちなみに状況次第でどっちの方法も使います。

(1)持ち手を付けます

(2)表と裏を縫い合わせます

(3)サイドを縫います

(3)底のまちを作ります

(3)ひっくりかえして形を整えます

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できました! できました?

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ファスナーポケットがあると大事なものを入れておける安心感があります。 

ファスナーの大きさも変えて、いろいろ活用してみてくださいね~。

では、また来月!