ファスナーポーチの練習(前編)

前々から、ファスナーポーチは不得意だった。(T_T)

見た目はシンプルだけど、いろいろな作り方があって、簡単そうに見えて、奥が深いw。素材によっても、ちょっとした形によっても作り方が変わる。変えられる。

作れなくはないけど、何か納得できない部分があった。ステッチがかけにくいとか、手縫いがしたくないとか、角がきれいに出ないとか・・・ファスナーを少しずらした位置にあるタイプも作りやすいのでたまに作るけど、普通のタイプできれいに作れたらいいなと常々思っていた。

そして長い冬休みに本や動画を見ながら、いろいろ試してみようという気が起きた。たかがポーチ、されどポーチという感じで、紹介する人によって、作り方はさまざま。気になる作り方を一通り試して練習してみたよ。

まずはオーソドックスな形。はぎれ消費も兼ねているので、パッチワークしてます。

バージョン1

バージョン2

基本的に作り方は一緒。

表生地と裏生地でファスナーを挟んで縫う。ファスナーの両側を縫ったら、表側からステッチをかけ、裏からぐるりと縫って、ひっくり返す。ざっとそんな感じ。これだけですごくきれいに仕上がる。

ただ・・・・

何が違う?

バージョン1(右)は、表生地と裏生地を押さえるステッチありだけど、端を返し縫いをする必要あり。(返し縫いが心もとない。糸が出ていると引っ張りたくなるwので、ほどける可能性あり)
バージョン2(左)は、表のみのステッチ。(アイロンかけないとちょっと裏生地が浮く?)

そんなちょっとの違いで裏から縫うときに縫いやすいかどうか、出来上がったときにわかる。どっちかというとバージョン2の方が好み。

袋縫いするバージョン

これまた作り方が違うんだけど、ファスナーの端をきれいに処理してから、脇を袋縫いする作り方。裏と表の生地が浮かないので、すっきり。そして作りやすい。

これの欠点は厚い生地は袋縫いがしにくい。薄手なら、これが一番納得できるタイプ。

以前は裏と表を作っておいて、手縫いで合わせるとか、やってたけど、ミシンで縫えるなら、楽々。きれいだし~。いや、いろいろあるもんだ。

ファスナーポーチの苦手意識がなくなったかも。

後編へ続く